グリコ コメッコ ホタテ味
これを見て
「 ん?
それってそんなに珍しいもんと
違うやん?? 」
・って思った人もいると思うが、
実はこの商品。
いま急に食べたい、と思っても
そこらのスーパーやコンビニで
見つけることは至難の業になっている。
実はワタシ自身、ある日急に
「 あかん、めっちゃコメッコが喰いたい
今すぐ喰いたい!! 」
・という状況に陥って近所のコンビニを
急襲してみたものの、スナック菓子の棚に
コメッコの姿はまったく見あたらず、
意地になってハシゴしたスーパーや
ショッピングモールでもついに発見に至らず
おかしいゾ?、と気づいてようやく
この事態に気づいたくらいなのだから。
とはいえ、コメッコなんてさほどの
人気商品だった訳でもなく、むしろ
「 昔こんなお菓子あったよね 」
という語り口で語られるジャンルの
モノなのかもしれない。
しかしワタシはこのコメッコには
結構な思い入れがあって、それは特に
10代から20代の頃にはずいぶん
「お世話になった」商品だからである。
どういう場面で「お世話になった」のか、
・というと。
国鉄職員の特権・無料パスを使って全国を
旅していた若き日のヲイタソはいつも
ビンボっちゃんで、なけなしのコイン1個
(もちろん100円玉)と引き換えに駅の
ホームの小さなキヨスクで買うことができて、
少しでも腹の足しになるスナック菓子、
といえばほぼこれ一択だったからである。
キヨスクではほかにも「クリームコロン」、
とか「ビスコ」なんかも売ってたように思うが
その手の甘い系のお菓子を買わなかったのは、
食事の代わりにならないから。(笑)
若き日の貧乏ヲイタソはいつも列車の中で
コメッコをかじって飢えをしのいでいた訳だな。
(そこまでして旅をする理由も不明だが..)
さて。
結局店頭売りを見つけることができず、
あきらめかけていたワタシの目に
ある時、突然コイツが現れた!!
それはカニ喰いツアーの帰りに寄った
豊岡市の「但東シルク温泉」の売店、という
これまたなんとも情緒深い場所で、
まさかこんなところで手に入るなんて
思いもしなかったものだから、
これが今生の見納めになるやも知れぬ、
・とばかり、10袋も買ってしまったwww
今は写真のようなビニール包装になっていて
ワタシの好きなアイドルの一人であった
桜田淳子が
「 マイ ライス クラッカ~ ♪ 」
なんていうCMをしていた頃の紙箱パッケージ
ではない。
そう、この「コメッコ」はその名のとおり
お米から生まれたスナック菓子、なのであるが
せんべいやアラレとは一線を隔し、その名も
「 ライス・クラッカー 」
としてこの世に生まれた商品なのである。
こうして恐らく20年ぶりくらいに口にした
コメッコは昔懐かしいダシのきいたホタテ味は
そのままに、ややクリスプ感は強くなった
感じかな?。
とってもおいしゅうございます(^^)
若く、貧しく、卑屈で卑怯で卑劣な奴だった
「あの時代」に思いを馳せつつ、
(今のヲレはコメッコなんか一度に10袋
買えるくらい偉くなったんだぜ!)
という満足感に浸っているうち一気に
2袋を喰ってしまった。(笑)
あははは・・
けっこうお腹一杯になってしまったじゃないかw
ひと箱食べ終わるころにはべっとりと指先に
しみ込んでるホタテ味をしゃぶるとめっさ旨いのも
昔のまんま!
あっという間に貴重な10袋を食べつくして
しまったあとは、この商品がアマゾンでも
買えることを知って、すかさず追加注文を
いたしましたよ。
1ケース(笑)
アマゾンで10個入り1ケースを購入 918円